女性だけの国があったら住みたいか、住みたくないか。
友達と「女同士気が楽だよねー」って話をしていて、ふいに「もし女性だけの女性専用みたいな地区があったら移住する?」と聞かれたの。
うーん、悩むよね。
それがどういった意味での質問なのかも分からないんだけど、確かに「女同士は気が楽」。かと言って、「女性だけの国で住む」となると…どうなんだろう?
「女同士が気が楽」なのも結局は「異性の目を気にしなくていいこの時間が心地よい」ってことで、そういった異性への配慮を初めからしなくてもいい所で住んじゃうとこの「女同士の気軽さ」は薄れるような気がするの。
後ねー私もやっぱりこんな感じで話ちゃうけど、↓コレ。
女『車のエンジンがかからないの…』
男『あらら?バッテリーかな?ライトは点く?』
女『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。』
男『トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?』
女『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』
男『それは困ったね。どう?ライトは点く?』
女『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。』
男『…ライトは点く?点かない?』
女『○時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』
男『そうだね。で、ライトはどうかな?点くかな?』
女『え?ごめんよく聞こえなかった』
男『あ、えーと、、ライトは点くかな?』
女『何で?』
男『あ、えーと、エンジン掛からないんだよね?バッテリーがあがってるかも知れないから』
女『何の?』
男『え?』
女『ん?』
男『車のバッテリーがあがってるかどうか知りたいから、ライト点けてみてくれないかな?』
女『別にいいけど。でもバッテリーあがってたらライト点かないよね?』
男『いや、だから。それを知りたいからライト点けてみて欲しいんだけど。』
女『もしかしてちょっと怒ってる?』
男『いや別に怒ってはないけど?』
女『怒ってるじゃん。何で怒ってるの?』
男『だから怒ってないです』
女『何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど?』
男『大丈夫だから。怒ってないから。大丈夫、大丈夫だから』
女『何が大丈夫なの?』
男『バッテリーの話だったよね?』
女『車でしょ?』
男『ああそう車の話だった』
女『もう、男って人の話聞かないんだから』
男『ごめん、ごめん。で、ライト点く?』
女『やっぱ怒ってんじゃん』
男『怒ってないってば』
女『絶対怒ってる。何カリカリしてるの? 人が大変な時に!』
男『いや、俺はただライトが付くかどうかを…』
女『話を逸らさないで! ライトがどうこうじゃなくて今あなたの話をしてるの!』
こういうのが結構煩わしいなと思う時があるんだよね。
ま、男女関係なく自分(と自分の感情)を優先にして話をする人はいるし、それは悪い事でもない。感情豊かな表現は気持ちいい。でも感情論で口論や言い争いになっちゃうと出口が見えないからしんどいよね。
ただ私が女性と話していて「やっぱり楽だな~」と感じるのも女性のほうが感情を表に出すのが上手な分、こちらの感情を読む事にも長けてる人が多いから。
そう、私デフォルトで冷徹フェイスなんですよ。立てば威圧で、座れば不満、歩く姿はデモ行進かってくらい。産まれた時から般若のお面をかぶっているようなもの。かっこよく言えば「クールフェイス」なんですけどね、ブスのクールフェイスにそんなかっこよさがある訳ないじゃない!ただの不機嫌なブスなのです。
そんなんなので男性には「怒ってる?」とご機嫌伺いされることが多い。
でも女性は多分すっごく微妙な表情の変化や声のトーン、仕草などで感情を読み取ってくれてるようで、ナチュラルボーン般若顔でウキウキ気分の私に「お!なんかいいことあった?」と聞いてくれたりするんですよね。
自分の他人が持つ印象と自分の感情が離れるとちょっとしんどい。
嬉しいことがあった時に「怒ってる?」と言われるのが続くとストレスになる。これって明るい性格の人が色々抱えているのに「悩みがなくていいね」と言われて少しイライラするのに似てると思う。
こう考えると女性の国もいいなーと思うんだけど、妄想すると・・・般若顔は集落で忌み嫌われ、山奥に追いやられひとりでひっそりこっそり住むことになり、なぜか「悪い事をするとお般若様が見ていて悪い子を連れ去る」と子供のしつけ(繁殖ルートや経緯は不明)に使われるようになり、終いにゃ「お般若様」は豊作祈願の神事で年に1度の大祭にされてしまうとこで妄想は終わってしまうんだなー。ふーむ。