売り上げ３万８千円の壁。

不要品を処分したいなーとか、コレクションを手放したいなーとか、ちょっとCMで気になったからやってみたいなーとか。参加する理由は人それぞれ。

今は個人がネットで不用品を売るなら「メルカリ」が一番手っ取り早い。

ネット徘徊しているとメルカリ利用者が「ヤフオクも気になるけど、メルカリとヤフオクどっちがいいですか？」と質問している人をちらほら見かける。

それらに対して回答者は「ヤフオクの方が～ですよ」、「メルカリの方が～ですよ」と答えているけど、実際にヤフオクかメルカリかどっちがより売れてより稼ぎやすいかはその人が出品するジャンルによるんだよね。

一番分かりやすい目安は月の売り上げ

 メルカリは手数料１０％。

それに対しヤフオクは手数料８.６４％。

ぱっと見、ヤフオクの方が手数料安いじゃん！と思われますが、オークションの参加にはプレミアム会員費が月額４９８円必要。（ヤフオクのフリマ出品だとこのプレミアム会員費は不要ですが、販売手数料が１０％になりメルカリと変わらなくなるので今回はオークションとの比較のみです。）

結局どっちが手数料得なのよ！ってなりますよねー。

手数料が安くなるのは売り上げ３万８千円くらいからになります。

なのでメルカリで月に１～２万しか売り上げがない人はヤフオク向きではないかもしれませんね。…とはいえ、メルカリだと全然売れない物がヤフオクではバンバン売れるってこともありますので一概には言えませんが。逆も然り。

メルカリは送料込での出品が多いですが、送料を抜いた金額で３万８千円なので家にある日用品や雑貨、衣類などの不用品処分で毎月売り上げられる金額かと言われると少しハードルが高いと思います。

ヤフオクはねー、取引全般に関するシステムがややこしい上に、結局最低でも毎月４万は売り上げられる人じゃないとうま味がないんだよね。今必死にメルカリに（無駄な）対抗しているけどさ、あれこれする前に「毎月４万近く売り上げがないと割高になってる」部分を何とかしない限り人は寄ってこないと思うんだよね。

毎月４万売り上げられない個人の不用品処分の大半がメルカリに流れ、ヤフオクの活気はなくなってきている。過去には６２４円以下の落札は一律手数料５４円とかライトユーザー切りをしていたくせに、人が離れてから必死になっても～って感じ！

この一律手数料５４円時代もロクな告知はせず、混乱させたしね！手数料をがっつり取られてから気付いた人も多かったはず。

今まで散々個人のライトユーザーを切り離すような事をしてきて、今更メルカリに対抗意識燃やしても遅いと思うの。メルカリは過去にヤフオクが切り捨てたようなライトユーザーにとって使いやすいもん。

メルカリは手数料１０％が高い高い！って言われてるけど、月に４万以下、年約４８万以上売り上げがない人にとっては逆にメルカリの手数料の方がヤフオクより安くなるんだよ。