ひさしぶりにヤフオク参加で感じた事。

約1年間離れていたヤフオク。

離れていた1年の間にネットであれやこれやと欲望の赴くまま買い漁った結果、私の部屋は物で溢れ、足の踏み場もなくなる。壁は積まれた段ボールで見えない…。

しかも毎年12月と1月は福袋を買い漁ってしまう。

これ以上物を増やすのはやばい。というより、現実問題置き場がない。

これではいかん！と少し前からヤフオクに参加中。

離れていた1年の間にメルカリで細々と不用品を処分していたけれど、正直メルカリは疲れる。お金のない学生や主婦が多い印象で値引き交渉や、自分勝手な要望に振り回されることの方が多い。

これならヤフオクの方がまだマシだと思ってたんだけど…ヤフオクも以前に比べるとめんどくさい人が多い･･･。ヤフオクに参加しているのに「あれ？ここメルカリ？」と一瞬戸惑うような感覚に陥る時がある。

後は異常に代理落札業者、中華落札者との取引が多い。

バイイーとの取引はわずか数か月の間でかなりの回数になった。

少し気になってネットで色々調べてみる。

バイイーなどの代理落札業者に対してアンチ意見が多いこと多いこと。

管理番号の記入を求められる、送った物を封筒のまま海外に転送するので自分の住所を知らぬ間にネット上に晒されるリスクがある（インスタグラムやツイッターなどで海外在住の利用者が画像をアップするので）、支払いが遅い、受取っても放置されるなどなど。彼らを嫌う理由は様々。

私個人の意見としては･･･割とどうでもいい。

っていうかね。実際に色んな代理落札業者と取引してみて思ったことは、めちゃくちゃスムーズな取引で楽チン。あれこれめんどくさい自分勝手な要求をこちらに押し付ける普通の（日本人）落札者に比べたらかなり楽。支払いが遅い、受取り放置なんて圧倒的に普通の落札者の方が多い。

厚紙でしっかり補強しろ、水濡れ防止をしっかりしろ、折り曲げ厳禁と朱文字で記載しろ、ちゃんとした封筒にいれろ、○日に届くように送れ、そして送料は一番安い方法にしろ！と注文の多い落札者に比べたら、落札代理落札業者のほうが楽に決まってる。

確かに中華落札者のカタコト日本語で苦労することもあるし、意思の疎通が難しい時や価値観の違いにしんどくなることもある。でも同じ日本人でも日本語が通じない、意思の疎通が出来ない、価値観の違いにしんどくなることってあるし、実際多い。

自分の出品物が海外に渡り、コピー品を作るための型にされると心配する気持ちもある程度は分かる。でも普通にそれが好きで自分の国では入手しにくいからわざわざ業者に高い手数料を払って参加してる人も多い。

日本人がイーベイに参加して落札するのと一緒だと思うんだよね。

それに比べると日本語圏外の人がヤフオクに参加するのはハードルが高い。

実際にSNSでアジア、ヨーロッパなどの海外ユーザーが落札代理落札業者を通してヤフオクで欲しかったアイテムを入手して喜んでるのを見ると、十把一絡げに目の敵にしなくてもいいやって気持ちになる。

自分が不要だと判断して手放す物を「大切に使ってくる人のところに」と思うのは勝手だけど強要するのは間違っている。リユース、リサイクルに参加するなら手放すと同時に自分にあった「所有権」も綺麗に手放すべきだと思う。

しかしそんなことは問題じゃない。

私にとって問題なのは、まだ壁が段ボールで埋もれているという事実だけだ…。